Contents
第3回でわかること
- 繰り返し処理の利点
- For Next ステートメントについて
- 第3回まとめ
繰り返し処理の利点
担任を持っていれば、生徒40人分の所見を書かなければいけないこともあります。教師として、担任の先生は、生徒と、より親密になれるポジションです。とても名誉な仕事ではありますが、年度末のこの仕事がとても大変で、悠々と帰っていく副担の先生を恨めしく思ったこともあります。
また、生徒200名の成績処理を行い、評定の下がった生徒への配慮として、コメントを入れなければいけないこともあります。わずか15文字の短い文章なので、細かくは書けませんが、似たような文章をコピペする作業は、とてもうんざりするものです。
以上のような作業は、今回学ぶ繰り返し処理を応用すれば、すぐに解決できます。職員室で生徒のために遅くまで残る先生に読んでほしい内容です。
For Next ステートメントについて
セルの色を連続して変える、生徒の個票を連続して印刷するなど、繰り返し処理をおこなうには、For Next ステートメントを使用します。(ここで、ステートメントとは、命令文を表します)例えば、以下の例文は、生徒の名前のセルを1番から10番まで、連続して黄緑色にするものです。
For 変数 = 初期値 To 最終値
実行する処理(例では、Interior.Color = RGB(206,222,76)
Next
が基本の使い方です。実行する処理にIf文なども加えれば、条件によって色を変えたりすることもできます。
第3回まとめ
- 色を変えるには、Interior.Color = RGB( , , )を使用する
- 繰り返し処理には、For 変数 初期値 To 最終値 処理 Next を使用する
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