緊急事態宣言が解除され、いよいよ6/1から学校が再開しようとしています。今回は、学校が始まってから予想される問題などをまとめていこうと思います。
Contents
分散登校開始(I期)
分散登校の分け方
長い間、外出自粛をしていた生徒が、学校に慣れる時間の関係や、密集を避けるために、私の学校は、6/1~6/12までの2週間を分散登校することになりました。出席番号を奇数と偶数にわけ、6/1~6/5は奇数が午前授業、偶数が午後授業、6/8~6/12は奇数が午後授業、偶数が午前授業となります。現在のところ土曜授業はありません。
分散登校の時間割
午前も午後もそれぞれ3時間、30分授業となりました。本来は、週4日間、1日6時間授業なので、2週間で1週間分の授業をするような形になります。
分散登校の問題点
学級組織が作れない
クラスを半分にしているので、委員会や係などの学級組織や学級目標などが全体で決められなくなりました。学級びらきなどは担任の腕の見せ所でもあるし、ワクワクする楽しい部分なのですが、しようがありません。
担任が昼食を取れない可能性
生徒指導などの問題が午前中に発生した場合、担任は、昼食を取らないで、午後の授業を行うことも考えられます。
短い授業時間の問題
30分という短い授業時間のため、演習などの時間が十分にとれません。よって、生徒への授業は家庭学習(宿題)を含んだ計画を立てなければなりません。
分散登校終了(Ⅱ期)
通常登校の再開
第3週目6/15~6/30からは、クラスの生徒全員が集まる通常登校に戻ります。
通常登校の時間割
通常登校になってから、時間割もいつものように週4日6時間、1日5時間授業となります。分散登校と違って、授業時間は40分となります。また、放課後の部活動は、7月までありません。
昼食の再開
とても恐ろしいのですが、昼食が再開されます。普段は、昼食前の休み時間は5分しかないのですが、手洗いの混雑緩和などを踏まえ、15分間を取ることになりました。
7時間授業(Ⅲ期)
7時間授業の時間割
7月からは、学習の遅れを取り戻すために1日7時間授業を行います。授業時間は、Ⅱ期と同様に40分となります。
7時間授業の問題点
生徒の集中力の低下
授業時間を40分にしているとはいえ、普段6時間授業の生徒が、7時間集中して授業に取り組めるとは思えません。ひょっとすると、メンタル上の問題から暴れだして、生徒指導が増えるかもしれません。部活しに学校にきている生徒からしたら、不登校になるかもしれませんね・・・
7分の7授業の先生
6分の6授業は、何度か経験したことがありますが、7分の7授業は未だ経験がありません。週20コマをもつ先生や、担任の先生は負担が増えることが予想されます。
学校再開まとめ
授業補填のために、先生だけでなく生徒も頑張らなくてはならない状況が予想されます。どうか、生徒も先生も健やかにすごしてくれることを願います。読んでくださった方々、一緒に頑張りましょう。