もし自分の子どもが不登校になったら、もし自分の生徒が不登校になったらどのような対応をして、子どもの社会復帰を促していけば良いでしょうか。今回は、対応のしかたや外部機関との連携などをまとめていければと思います。
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家庭訪問や面談を通した原因の理解
不登校になる原因は、年々複雑化しています。そこで、まず初めにやらなければいけないことは、保護者と担任が、学校や、家での子どもの様子について意見を交換しあい、解決の糸口を探すことです。
例えば、学校へ登校しようとするも、頭痛や吐き気をうったえ、登校することができない。クラスでいじめがあり、登校することができない。なんとなくやる気がでなく、登校できない。テストの点数が上がらず、自尊感情がなくなり登校できない。などなど、原因は様々です。この原因によって、対応が変わっていきます。まずは、子どもに寄り添い、苦しい部分をつかみとり、子どもの社会復帰を目指しましょう。
関係機関との連携を通した支援
子どもの悩みを理解し、支援するためには、保護者と学校だけでなく外部機関と連携することも大事です。例えば、学校には、心理の専門家であるスクールカウンセラーがおり、保護者や、生徒が無料で相談をうけることができます。また、福祉の専門家である、スクールソーシャルワーカーは、子どもだけでなく、保護者の生活を考えた支援を考えてくれます。学校外では、教育委員会が設置している教育センターや教育相談所では、不登校に関する相談をすることができます。教育支援センターでは、通所指導をおこなっており、学習の遅れがないようにすることもできます。教育委員会だけではなく、厚生労働省が設置する、児童相談所、保健所、精神保健福祉センターでも相談をすることができます。こちらの機関は、非行や自殺などの問題が絡んでくる場合に相談すると良いと思います。
相談機関
<学校がもつ外部機関> ・スクールカウンセラー ・スクールソーシャルワーカー <教育委員会が設置する外部機関> ・教育センター ・教育相談所 ・教育支援センター・・・通所指導あり 東京都教育相談センター https://e-sodan.metro.tokyo.lg.jp 神奈川県立総合教育センター https://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/Snavi/soudanSnavi/ 東京都教育支援センター http://www.futoko.info/zzmediawiki/カテゴリ:適応指導教室・東京都 神奈川県教育支援センター http://www.futoko.info/tekiou_sidoukyousitu/014_kanagawa.html <厚生労働省が設置する外部機関> ・児童相談所 ・保健所 ・精神保健福祉センター 東京都児童相談所 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/jicen/ 東京都保健所一覧 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shisetsu/jigyosyo/hokenjyo.html 東京都精神保健福祉センター https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/sitaya/ 神奈川県児童相談所 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/he8/faq/p34091.html 神奈川県保健所一覧 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ka8/faq/p3678.html 神奈川県精神保健福祉センター https://www.pref.kanagawa.jp/docs/nx3/cnt/f531065/