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第9回でわかること

要録や連絡票を作る際に、部活、学級係、委員会や所見を縦に並べる場合がありませんか?係と所見の前に一行あけるなど、学校によってルールも様々なので、これといったシステムもなく、「Alt+Enter」を使っていませんか?今回は、係や委員会を一覧表に入力すると、セル内で改行されて、縦に表示されるようにしたいと思います。

「&」文字列の結合

セルC2とD2とE2に入っている文字を結合する場合は、「&」をつかって、=C2&D2&E2と表します。ただ、これでは、セル内で、文字が横に繋がってしまい、縦に改行してつながりません。ちなみに、この方法は、第4回の「名前の結合とふりがなの作成」でも触れたので、さらに詳しく知りたいという人は、Checkしてみてください。

CHAR関数

「&」では、別々のセルに入っている文字を結合できますが、縦に改行されて表示することができませんでした。そこで、CHAR関数を使用します。CHAR関数は、キャラクター関数といい、JISコードの数字を文字に変換する関数です。CHAR(10)は「Alt+Enter」つまり、改行を表しますので、これを「&」と一緒に結合します。
H2セルに=D2&CHAR(10)&E2&CHAR(10)&F2&CHAR(10)&” “&CHAR(10)&G2と入力します。途中の” “は空白をいれるという意味です。以上で、係や委員会が順番に改行されて表示され、空白もはいるシートが完成しました。

第9回まとめ

セルを結合するには「&」をつかう
空白は” “であらわす
改行する場合は、CHAR関数を使う
CHAR(10)は「Alt+Enter」をあらわす

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